三笘ら移籍の噂が立つ選手に対しCEOのバーバー氏が言及

　イングランド1部ブライトンは、今シーズン終了後に選手の流出危機に直面している。日本代表MF三笘薫もその1人だが、ブライトンでCEO（最高経営責任者）を務めるポール・バーバー氏が人材を確保する方法について語っている。

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　移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は自身のツイッターで、「バーバー氏は三笘について、『彼は見ていてとてもエキサイティングだ。彼もまた、次の移籍市場で注目される選手の1人』と語っている」とブライトンCEOが日本人アタッカーを絶賛した内容を紹介した。

　またブライトン地元メディア「Sussex Live」は、バーバー氏のコメントを受け、「クラブが最高の選手や最も重要な人材を維持するために、ヨーロッパへの出場権を獲得する努力が必要と認めた」と、今シーズンの結果が重要になると指摘。さらに「ブライトンの最近の成功は、プレミアリーグのエリートクラブの目に留まっている」とクラブの中心選手たちの移籍話にも触れた。

「（アレクシス・）マック・アリスターと三笘薫には夏の移籍の噂があるが、バーバー氏はアルビオンが最大の資産を維持するためには、重要な人材が離脱した場合の計画も立てておく必要があることを認識している」

　最悪の場合、三笘らが退団した場合も考慮し物事を進める算段を明かしたバーバー氏。選手放出でも落ちないチーム力作りは、こうしたCEOの努力によって生まれているのかもしれない。