FAカップのグリムズビー戦終了間際にチーム5点目を奪ってダメ押し

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間3月19日に行われたFAカップ準々決勝グリムズビー・タウン戦（5-0）で終了間際にダメ押しとなるゴールを決めた。海外記者も「超一流」と高評価を与えている。

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　三笘は今季リーグ戦で6ゴール4アシストの好成績を残しているだけでなく、FAカップでも1ゴール2アシストを記録しており、ブライトンの躍進に大きく貢献。グリムズビー・タウン戦でも左ウイングで先発出場すると、MFデニズ・ウンダフのゴールで先制して迎えた前半32分、MFパスカル・グロスが右サイドからクロスを放り込んだ場面で、三笘がフリーでボールを受けるも、シュートを上手くミートさせることができず、絶好の決定機を迎えたなかで枠外へと飛ばしてしまった。

　ブライトンはその後、後半6分、同25分にFWエバン・ファーガソンが立て続けにゴールを奪い、同37分にMFソリー・マーチが追加点を挙げ、4-0で迎えた同45分、三笘が輝きを放つ。ペナルティーエリア手前で味方の横パスを受けた三笘は、ダイレクトで右足を振り抜く。すると、シュートは相手DFに当たって軌道が変わり、相手GKの意表を突く形でゴールネットを揺らした。

　ブライトンの地元メディア「Sussex Live」は、エクアドル代表MFモイセス・カイセド、イングランド人ソリー・マーチ、アイルランド代表FWエバン・ファーガソンの「8点」に次ぎ、三笘を「7点」と評価。「決してチャンスは多くなかったが、ボールを持った三笘に対しては、ほかのプレミアリーグのチームと同様に、グリムズビーも彼のペースとスキルにほとんど対応できなかった。終盤にディフレクションした一撃で得点した」と評価した。

　また、オンラインサッカーゲーム「ファンタジー・プレミアリーグ（FPL）」を専門に取り扱う「Fantasy Football Hub」のオリ・プール氏は試合を現地取材し、「三笘は超一流」と称賛していた。