FAカップ準々決勝バーンリー戦で今季6度目のハットトリックを達成

　イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間3月18日にFAカップ準々決勝で同2部バーンリーと対戦し、6-0で圧勝した。ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドはこの試合で今季6度目のハットトリックを達成した。

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　3月14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）のRBライプツィヒ戦（7-0）では史上3人目となる1試合5得点の離れ業を成し遂げていたハーランドの勢いはとどまるところを知らない。相手は2部のバーンリーとはいえ、前半32分の先制点を皮切りに同35分と後半14分にもゴールを決め、6-0の圧勝を導いた。

　これで今季公式戦のハットトリックは6度目。データ会社「オプタ」によれば、プレミアリーグの選手でハーランド以外にハットトリックを決めている選手はモハメド・サラー（リバプール）、イヴァン・トニー（ブレントフォード）、ソン・フンミン（トッテナム）、フィル・フォーデン（マンチェスター・シティ）、レアンドロ・トロサール（ブライトン／アーセナル）がいるが、ハーランドはたった1人でこの5人の合計（5）よりも多いハットトリックを達成していることになる。その異次元の記録から「ゲームブレイカー」と称された。

　また、ハーランドは今季公式戦の得点数が「41」に到達。シーズン40得点超えはプレミアリーグの選手として史上6人目の快挙で、すでに1993-94シーズンのアンディ・コール氏と2017-18シーズンのハリー・ケイン（トッテナム）の記録に肩を並べた。あと1得点で2007-08シーズンのクリスティアーノ・ロナウド（アル・ナスル）に追い付き、2002-03シーズンのルート・ファン・ニステルローイ氏と2017-18シーズンのサラーが記録した最多44得点にもあと「3」に迫っている。22歳のストライカーによる新記録樹立は時間の問題と言えそうだ。