負傷離脱のイニエスタ、最大14試合欠場の見通し 12月3日の“クラシコ”レアル戦も司令塔不在か

右ひざを負傷して全治6~8週間 バルサで計12試合、スペイン代表で計2試合を全休か

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは右ひざ外側靭帯を負傷し、クラシコ出場は厳しそうな状況だ。スペイン紙「AS」はバルサの司令塔が代表戦やクラシコを含めて、最大14試合欠場する可能性があると報じている。

 イニエスタは現地時間22日のリーガ・エスパニョーラ第9節バレンシア戦の前半11分、相手MFイニゴ・ペレスのスライディングを受けた際に右ひざが不自然な方向に曲がり、ピッチに倒れこむと即座に交代を要求。担架に乗せられた際には涙を流してピッチから去った。

 クラブはイニエスタの右ひざの状態を診断し、全治6~8週間の離脱と発表した。最大約2カ月に及ぶ不在となり、この間にバルサが控えるのは計12試合、スペイン代表は2試合が組まれており、計14試合で全休となる可能性が高い。

 この期間には重要な試合も多く含まれている。UEFAチャンピオンズリーグでは、ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティをはじめ、ボルシアMG、セルティックとのグループステージ残り3試合がある。またリーガでも、11月に日本代表MF清武弘嗣が所属し、今季好調をキープするセビージャ戦を迎える。年内最後の試合ではエスパニョールとのバルセロナダービーも控えるが、何よりもバルサにとって痛手なのは、12月3日に予定されているレアル・マドリードとのクラシコでイニエスタが不在となることだ。

 

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