浦和がリーグ2連勝! 好調・神戸の進撃ストップ、伊藤敦樹の決勝ゴールで1-0勝利
神戸とのアウェー戦で先制、後半に相手の反撃受けるも粘り勝ち
浦和レッズは3月11日、J1第4節でヴィッセル神戸とのアウェーゲームに臨み、1-0で勝利した。神戸は開幕からの連勝が「3」でストップ。浦和は2連敗後に2連勝となった。
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浦和は最前線にFW興梠慎三をリーグ2試合連続でスタメン起用。神戸はスタメン全員が日本人の構成になり、最前線にFW大迫勇也が構える形を取った。浦和はJリーグ創設の1993年と94年以来になる水色のセカンドユニフォームが今季初めてお披露目された。
一進一退の立ち上がりから徐々に神戸のプレスが強まるなかで迎えた前半21分、浦和はDFマリウス・ホイブラーテンが相手の背後へロングボール。マークを外して走り込んだMF大久保智明がヘディングで落とすと、ボランチの位置から走り込んできたMF伊藤敦樹が左足ダイレクトで蹴り込んで先制ゴールを奪い、1-0のリードでハーフタイムを迎えた。
後半に入っても双方互角の展開のなか、神戸が最前線の大迫を起点にペースを掴んだ。同10分には大迫の強烈ミドルをGK西川周作がファインセーブ。その後も大迫のボールキープからMF汰木康也がフォローしてシュートまでつなげるなど、神戸の攻撃が繰り返された。
浦和はカウンターに活路を見出す形になり、後半19分にはMF小泉佳穂のスルーパスにDF明本考浩が抜け出しにかかるも、神戸はDF酒井高徳が際どいファウルでのストップに。さらに浦和は同24分にMF岩尾憲のコーナーキックをホイブラーテンがヘディングで狙ったが、ゴールポストに直撃した。
神戸は交代でFW武藤嘉紀を中央に入れるなどの打開を図ったが、浦和の最終ラインが粘り切って1-0の勝利。得点を喜んでいる間に失点した鹿島アントラーズ戦などJリーグ創設期の低迷時代を象徴する水色のユニフォームだったが、それから30年の時を経て勝利を飾った。