EL初勝利を呼び込んだインテル長友の“守備力”を伊紙が称賛 「巨人ではないのに身体が強い」

イタリア三大紙がサウサンプトン戦の長友に合格点

 インテルの日本代表DF長友佑都は、20日のUEFAヨーロッパリーグ第3節サウサンプトン戦で先発出場。右サイドバックとして後半アディショナルタイムまでプレーし、1-0の勝利に貢献した。日本代表DF吉田麻也との直接対決を制したが、イタリア各紙は「巨人ではないのに身体が強い」など絶賛。小柄なダイナモの奮闘に合格点を与えている。

 長友には二度の好プレーがあった。前半28分のカウンターの局面と、後半43分の相手CKの場面で決定的なピンチを迎えるが、ゴールライン上でクリアに成功。インテルのゴールを守った。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、長友に平均点の6点を与えた。「攻撃はあまり積極的ではなかった。守備もそこそこだが、2回ゴールを守ったのは彼のおかげ。すごく大きなプレーだった。ロドリゲスとファン・ダイクのゴールを抑えた」と、寸評では二度ピンチを救ったプレーを評価した。プレーの数値的には、特筆すべきところは少なかった。ガゼッタ紙は1対1の勝利数はゼロで、前方へのパスは3本、パスの数は20本となっている。

 「コリエレ・デロ・スポルト」紙は6.5点の及第点を与えている。評価されたのは、やはり守備面だった。「攻撃的な相手もピッチには足を踏み入れないかのようだった。サウサンプトンは、彼のサイドに深く攻め入ることは決してなかった。加えて相手のヘディング(シュート)を救った」と分析。長友の守る右サイドを守り、ゴールライン上の奮闘を評価されている。

 

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