ベルギー代表FWトロサールの退団でさらに影響力がアップ

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、世界最高峰のプレミアリーグで堂々たるプレーを見せている。スペインのサッカー専門誌「PANENKA」は、三笘が武器とするドリブルに関して「ますます絶滅の危機に瀕しているリソース」と言及している。

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　三笘は直近の公式戦7試合で5ゴールを記録する絶好調ぶりで、現地時間2月11日に行われたプレミアリーグ第23節クリスタル・パレス戦も左サイドでも先発出場。公式戦4試合連続ゴールとはならなかったが、そのなかで存在感のあるプレーを見せた。

　スペインのサッカー専門誌「PANENKA」は、「ブライトンの三笘薫は、ますます絶滅の危機に瀕しているリソースであるドリブルの芸術性で輝いている。それに関して論文を書いたことさえある」と特集。ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールがアーセナルへ移籍したなかで、さらにチーム内での重要度が増していると触れている。

「日本人ウインガーは現在、イングランド南部の人々、そしてブライトンにとって一番のスターだ。トロサールがアーセナルへ去ったあと、彼（三笘）の影響はさらに大きくなっている。そしてロベルト・デ・ゼルビ監督との関係は日に日に深まっていく」

　デ・ゼルビ監督は三笘が替えの効かない選手であることを公言しており、シーズン後半戦も重要な役割を担うことになりそうだ。