ロイスやヴァランが引退宣言を出すなか「モチベーションもあるし、身体的にもできる」

　フランス代表としてカタール・ワールドカップ（W杯）にも出場したイタリア1部ミランのFWオリヴィエ・ジルーは、まだフランス代表でのキャリアを終えるつもりはないようだ。フランス紙「レキップ」が報じている。

　カタールW杯で4得点を記録してチームの2大会連続の決勝進出に貢献した36歳のジルーは、まだフランス代表としてプレー続行を希望しているという。

　ジルーは「いいや、まだ終わっていない。情熱がある。まだ続くことを希望している。まだ自分の心のなかにある青いユニフォームを脱ぎ、代表での活動を終える準備はできていない。モチベーションもあるし、身体的にもできる。いい状態だ。まだ僕は選ばれるし、フランス代表の一員だ」と、語っている。

　カタールW杯後、GKウーゴ・ロイス、GKスティーブ・マンダンダ、さらにDFラファエル・ヴァランがフランス代表の引退を宣言。しかし、フランス代表で歴代最多となる通算53得点を挙げているジルーは、ディディエ・デシャン監督から代表に召集されれば、まだこの先も自身の持つ記録を更新するかもしれない。