低調なマンUが今季リーグ初の無得点も手応え リバプールに敵地ドローは「ファンタスティック」

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 プレミアリーグ第8節、リバプール対マンチェスター・ユナイテッドのビッグクラブ同士の決戦は0-0のスコアレスドローに終わった。リバプールのリーグ戦連勝は4でストップ。首位浮上のチャンスを逃し、4位に留まった。ユナイテッドも勝ち点1を加えて7位と順位は変わらず。好調のライバルを相手に敵地で勝ち点1はまずまずの結果と言えるが、ここ5試合で1勝2分2敗と低空飛行は継続している。

 リバプールは前線にマネ、スターリッジ、フィルミーノを並べる攻撃的な3トップで試合に臨んだ。対するユナイテッドはこの試合も主将のルーニーはベンチスタートで、1トップにイブラヒモビッチ、トップ下にポグバを配置。両翼は左にヤング、右に18歳のラッシュフォードとなった。

 前半は互いに決定機が少なく、拮抗した展開が続く。0-0のまま折り返した後半26分、コウチーニョがエリア外からゴール右隅を狙った強烈なシュートを放つと、これにGKデ・ヘアが驚異の反応を見せて弾き出す。要所で質の高いプレーの応酬となるが、やはりスコアは動かない。

 緊迫した流れを打ち崩そうと、ユナイテッドのモウリーニョ監督は同32分、ラッシュフォードに代えてルーニーを投入。そのまま右ワイドのポジションに入った。

 しかし、運動量で上回るリバプールは前線からのプレスが上手くはまり、パスワークも冴えた一方で、ユナイテッドの攻撃はチグハグ。ルーニーも攻撃に上手く絡むことができず、イブラヒモビッチやポグバ、フェライニらが持つ高さを生かすシーンもなく時間だけが過ぎていった。

 

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