インテルサポーター集団から批判を浴びるイカルディ 一部が暴徒化してついに“襲撃未遂事件”にまで発展

40人のサポーターがイカルディの乗用車襲撃を試み、自宅近くで批判の横断幕を掲げる

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルのキャプテンでアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが、自伝でサポーターとの武勇伝を捏造した疑惑でイカルディ襲撃未遂事件までに発展した。

 「クルバ・ノルド」と呼ばれるサポーター集団から大バッシングを受け、主将剥奪の危機に立たされた男を許さない一部のサポーターが暴徒化。自宅近くで40人がイカルディの乗用車襲撃を試み、イカルディを批判する横断幕を掲げる事態に発展した。イタリア地元テレビ局「7ゴールドTV」が報じている。

 インテルの主将はサポーターから憎悪される存在となっている。イカルディの自叙伝「センプレ・アバンティ(常に前進)」では、2015年2月のサッスオーロ戦で子供が手にしていたユニフォームを引き裂き、投げつけたサポーターに反論したことで、チームの英雄になったと記したが、サポーター組織「クルバ・ノルド」は公式サイトで完全捏造と批判していた。

 またサポーターに対し、アルゼンチンから犯罪者100人をイタリアに連れてきて、皆殺しにするというイカルディの常軌を逸した恫喝と挑発の表現があり、怒りのボルテージが高まった一部のサポーターが暴徒化したという。

 

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