ミラン本田、左足首捻挫は全治5日と軽症も… 次節メンバー外でアピールの機会を逃す

モンテッラ監督は次節で先発を入れ替え、大きなテストに踏み切るか

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は左足首捻挫で16日の敵地キエーボ戦のメンバーから外れたが、全治まで5日とイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は報じている。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はキエーボ戦の前日記者会見で、代表組のコンディションについて「みんな元気に戻って来たが、本田だけ、足首がとても腫れていた。足首の捻挫で、とても腫れている」と説明していた。メンバー外となった本田は重度の捻挫と示唆されていたものの、実際のところはDFダビデ・カラブリア同様に全治5日程度だったとレポートされている。

 モンテッラ監督はこの試合で大きなテストに踏み切るようだ。1トップのコロンビア代表FWカルロス・バッカをベンチに回してFWジャンルカ・ラパドゥーラを起用する見込み。また、主将のMFリッカルド・モントリーボが膝の靭帯断裂の重傷で長期離脱となり、前節途中出場で強烈なゴールを決めたMFマヌエル・ロカテッリが初先発と予想されている。

 本田は今季リーグ戦全7試合で先発落ちとなり、出場時間合計19分とバックアッパーに甘んじる背番号10は、負傷の影響で今季初のメンバー外となった。捻挫は幸いにも早く回復しそうだが、今回アピールの機会の逃しており、昨季1得点3アシストの男はツキにも見放されてしまったのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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