番組のスペシャルサポーターに就任した明石家さんまから熱いコメント

　サッカークラブ世界一決定戦「FIFAクラブワールドカップ（W杯）2022」が、現地時間2月1日にモロッコで開幕する。決勝は日本テレビ・BS日テレで生中継が決定したなか、番組のスペシャルサポーターに明石家さんまが就任し、「番狂わせを期待したい」と熱いコメントを届けている。

　優勝候補の筆頭は、3連覇を含む最多4度のクラブW杯優勝を誇るヨーロッパ王者レアル・マドリード（スペイン）。日本ともW杯で激闘を演じたクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジルの若き至宝FWヴィニシウス・ジュニオール、欧州最優秀選手の証「バロンドール」を昨年初受賞したフランス代表FWカリム・ベンゼマなど世界のトップスターが揃う。

　最大のライバルと目されているのは、南米王者のフラメンゴ（ブラジル）。19年大会決勝では延長戦の末、0-1でリバプール（イングランド）に惜敗し、世界一へのリベンジに燃えている。エースは昨季公式戦59試合29得点の決定力を有し、カタールW杯でブラジル代表にも選出されたFWペドロ。圧巻の得点力でヨーロッパ王者を破り世界一を目指す。

　ほかにも、カタールW杯でアフリカ初のベスト4入りと旋風を巻き起こしたモロッコ代表選手も所属し、地元開催となるアフリカ王者のウィダード・カサブランカ（モロッコ）や、アメリカクラブ初の出場となるシアトル・サウンダースなど世界の強豪クラブが出場。30万1000クラブの頂点を懸けた熱戦に注目が集まる。

■FIFAクラブワールドカップ2022
開催国：モロッコ
開催日：2月1日～11日
出場クラブチーム：
【ヨーロッパ王者】レアル・マドリード（スペイン／2018年以来5回目）
【南米王者】フラメンゴ（ブラジル／2019年以来2回目）
【北中米カリブ王者】シアトル・サウンダース(アメリカ／初出場)
【アフリカ代表】アルアハリ(エジプト／3大会連続8回目)
【アジア代表】アルヒラル（サウジアラビア・2大会連続3回目）
【開催国・アフリカ王者】ウィダード・カサブランカ（モロッコ／2017年以来2回目)
【オセアニア王者】オークランドシティ（ニュージーランド／2017年以来10回目）

■明石家さんまのコメント
――今回のクラブW杯に期待することは？
「カタール・ワールドカップ（W杯）の疲れはあると思いますが、凄いチームが出ているのでそろそろ番狂わせがあってもいいんじゃないかなという気がしています。アメリカのチームがどこまでいけるのか見てみたいという気持ちもありますが、やはりレアル・マドリードにはとんでもないメンバーがいるのでどうなるか……。レアルの中だとモドリッチ、クロース、ヴィニシウスに注目しています。モドリッチがいる試合といない試合では全然違う。特に展開を切り替える力が凄いので、プレーを見られることを楽しみにしています。モドリッチ・クロース・ベンゼマ、この3人の安定感は本当に素晴らしい。ヴィニシウスの縦への突破も楽しみにしていますし、そろそろ大爆発してくれると思っています。今回の出場チームで優勝経験があるのはレアル・マドリードのみで、対するは初優勝を目指す世界の強豪たちとなってきますが、W杯でも躍進したモロッコ、そしてアメリカの番狂わせを期待したいですね」

――決勝のカード予想は？
「やはりレアル・マドリードvsフラメンゴになるんだろうと思います。いつもそうだなと思いつつ、やっぱりそうなったほうが試合が楽しいんですよね。ただ、ヨーロッパが9連覇していますし、各チーム意味を持って参加していると思うので、1つぐらい番狂わせがほしいところです」

――さんまさんが思う、クラブワールドカップの楽しみ方を教えてください。
「サッカー界のスーパースターたちが毎日一緒に練習しているのはクラブなわけなので、W杯のレベルは絶対に超えています。あのスーパースターたちが何度も一緒に練習をして、パターンも分かって、アイコンタクトも優れている。そんなレベルの高いサッカーを見られるということが、クラブW杯の魅力だと思います」

■放送・配信概要
【番組名】FIFAクラブワールドカップ モロッコ 2022決勝
【試合会場】ラバトスタジアム（モロッコ）
【放送・配信日時】
地上波　2月12日午前3時45分～午前6時15分【11日(土)深夜】生中継
（日本テレビ、静岡第一テレビ、くまもと県民テレビ）
BS波　BS日テレにて地上波同時放送（最大延長午前7時30分まで）
CS波　CS日テレジータスにて　2月14日午後6時45分～午後9時30分録画放送
配信　Huluにて　2月12日試合終了後のセレモニーまで生中継
【出演者】
スペシャルサポーター：明石家さんま
ゲスト解説：槙野智章（元日本代表DF）
解説：都並敏史（元日本代表DF）
実況：田邊研一郎（日本テレビアナウンサー）
スタジオ進行：畑下由佳（日本テレビアナウンサー）