浦和に9季ぶりの歓喜を呼んだ李の“信じる力” ファーストタッチで同点弾も「驚かなかった」

2011年アジアカップで得た「信じる力」

 同じような言葉を、今年5月にAFCチャンピオンズリーグ16強で対戦したFCソウル戦の時にも聞いていた。敵地で延長にもつれ込んだゲームで、延長前半に先手を取られた。しかし、李は延長後半に2点を取って、一時逆転の立役者になっていた。最終的にチームはPK戦で敗れたが、その時も試合後に自身のゴールをこう振り返っていた。

「自分が試合を決める選手だと信じ込んでいたので、ボールが来て当たり前だと思った。何も驚かなかったし、当然だなと」

 なぜ、これほどまでに自分のゴールを信じてプレーを続けられるのか。そこには、日本サッカーの歴史のなかでも輝かしいゴールの一つとして記憶されているものがあった。

「積み重ねてきた結果だと思うし、アジアカップを経験できたことで確信にもなった。信じることの大切さとか、信じることの力の強さをあの時思った。それを、今日も思った」

  2011年のアジアカップ決勝のオーストラリア戦で、李は延長後半にDF長友佑都のクロスから鮮やかな左足ボレーで叩き込んで決勝ゴールを挙げた。あの時の記憶が、今も心に残り続け、自分が試合を決める存在になると信じられる要因なのだという。

 

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