ソシエダFWセルロートの痛恨のミスが話題に「久保から素晴らしいパスを受けたが…」

　スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間1月25日、スペイン国王杯（コパ・デル・レイ）準々決勝でFCバルセロナと対戦し、0-1で敗れた。先発出場した日本代表MF久保建英は後半15分、グラウンダーのクロスからこの日最大の決定機を演出も、これに反応したFWアレクサンデル・セルロートの痛恨ミスが大きな反響を呼んでいる。

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　試合は序盤からバルセロナが主導権を握るも前半30分、パスを受けた久保がペナルティーエリア左から左足を振り抜いてクロスバーに直撃させ、ゴールを脅かす。しかし、直後の同40分にMFブライス・メンデスが相手MFセルヒオ・ブスケッツの足を踏んで一発退場を余儀なくされると、後半7分、数的不利の状況を覆せず、相手FWウスマン・デンベレに先制点を許した。

　そんななか、後半15分に最大の決定機を迎える。久保が左サイドからグラウンダーのクロスを供給すると、ボールはバルセロナ守備陣をすり抜けて、ファーサイドから走り込んだセルロートの足もとへ。ゴールマウス目前で押し込むだけだったが、シュートをうまく当てられず、枠外へ外してしまった。試合はそのまま終了し、ソシエダの敗退が決定している。

　このセルロートの決定機逸が反響を呼んでいる。オランダメディア「VI」は「理解できないミス」と取り上げ、「久保建英によって無人のゴールへとボールが配給されたが、シュートミスで枠を越えてしまい、スタジアム全員が唖然。笑い物になってしまった」と指摘している。

　また、スペインメディア「Okdiario」は「失敗するのは不可能。バルセロナが与えた無人のゴールに対し、セルロートがとんでもないミス」と見出しを打ち、「久保から素晴らしいパスを受けたが、理解しがたい方法でゴールを越えて、棒に振ってしまった」と説明している。外すほうが難しいような局面だっただけに、海外メディアも驚きが絶えないようだ。