レスター戦で決めた圧巻ミドル弾が反響、衝撃的な活躍にアーセナルファンも注目

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間1月21日、プレミアリーグ第21節レスター・シティ戦で圧巻ミドル弾をマークし、またも特大なインパクトを残した。同じブライトンからベルギー代表MFレアンドロ・トロサールがアーセナルへ加入した直後とあり、英国内では「ミトマを獲得すべきだった」というアーセナルファンの声が上がっているようだ。

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　レスター戦で公式戦6試合連続のスタメン起用となった三笘は前半27分、ベルギー代表DFティモシー・カスターニュ相手にカットインを仕掛け、ペナルティーエリア手前左から右足を一閃。綺麗な弧を描いたシュートがゴール右上隅に吸い込まれて、ブライトンが先制した。その後、一時逆転されながらも、ブライトンは再度追い付き、敵地で2-2と引き分けている。

　三笘はこれで直近の公式戦5試合で3ゴール目。切れ味鋭いドリブル突破でチャンスを演出する働きぶりには、強豪アーセナルも熱視線を送っているとされるなか、レスター戦での活躍にファンも黙っていなかったようだ。

　同じブライトンからベルギー代表MFトロサールを獲得したばかりとあって、英紙「ザ・サン」は「トロサール移籍後の三笘の絶叫VSレスター戦にアーセナルファン唖然」と見出しを打ったうえで「ブライトンのウィンガーと間違って契約してしまったと感じているようだ」と、ファンの反応に注目している。

　記事では、レスター戦でのスーパーミドル弾に「アーセナルファンも感嘆」と綴られ、「オーマイグッドネス。センセーショナルだ。本当に素晴らしいウイング、カオル・ミトマ、なんてゴールなんだ！」「ミトマは特別だ」といった賛辞が続々。そのほか「トロサールは良い選手だが、アーセナルはミトマを獲得すべきだった」「とんでもない才能の持ち主だ。トロサールってなんだ？」「ミトマのほうがはるかに良い選択肢だ」といった“後悔の念”まで寄せられているという。

　三笘のビッグクラブ行きに関しては、英紙「テレグラフ」で「彼は今いる場所に満足しており、急いで離れることはない」との見解が示されるなど、今冬に移籍が成立する可能性は極めて低いと見られている。それでも、衝撃的なパフォーマンスを続けていることから去就動向は注目度を増していきそうだ。