インテルが監督続投の条件を“CL出場権獲得”に設定 達成できなければ“闘将”強奪に動くか

デブール監督に提示されたノルマ 後任の本命はシメオネ監督と伊紙が報じる

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルが、フランク・デブール監督に来季続投への明確な条件を提示した模様だ。そして、その条件をクリアできなければ、アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督を強奪すると、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 インテルは昨季終了後、中国企業の蘇寧グループが株式の約70%を取得し、中国資本のクラブとなった。その新首脳陣とロベルト・マンチーニ前監督が対立し、リーグ開幕まで2週間を切った8月8日に、マンチーニ氏は事実上の解任とされる契約解除となり、チームを去った。こうしたドタバタ劇を経て、開幕直前に就任したのがデブール監督だった。

 しかし、デブール監督にチーム作りのための長い時間は与えられないという。クラブ側はデブール氏に対して、来季指揮を執るための条件が「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場権を取ること」だと、明確に提示したという。

 そして、それが達成されなかった場合についても言及している。それは、アトレチコ・マドリードの“親分”シメオネ監督を強奪する計画を、実行に移すことだとしている。

 

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