神村学園が好例? 選手権から“ステップアップ”…若手輩出する日本独自の大会に中国脚光「選手が続々と出てくる」

中国メディアが選手権に注目【写真:中戸川知世】
中国メディアが選手権に注目【写真:中戸川知世】

日本の選手権を特集、東山出身の鎌田にも言及

 第101回全国高校サッカー選手権大会は、1月9日に行われた決勝戦で岡山学芸館(岡山)が東山(京都)を3-1で下し、大会県勢初の優勝を勝ち取って幕を閉じた。中国メディア「NetEase」は「決勝では5万868人の観客を動員した」と観客数にも触れつつ、大会を「熱い青春だ!」と紹介している。

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 記事では、Jリーグやプロに内定している選手を抱える注目していた学校としてまず、神村学園(鹿児島)を取り上げた。「MF大迫塁とFW福田師王のスターがいる」とそれぞれセレッソ大阪、ドイツ1部ボルシアMGへの加入が決まっている2人を挙げ、「選手権で活躍した選手たちは、高校卒業後にJリーグのチームに入団できるだけでなく、ブンデスリーガのチームからも注目されるようになった」と日本サッカーの発展とともに伝えている。

 さらに、決勝戦まで勝ち上がった東山にも注目。「歴史ある学校であり、現在ブンデスリーガのフランクフルトで活躍する日本代表の鎌田大地選手が通っていた高校だ」と紹介すると、その東山と決勝で対戦した岡山学芸館とともに「過去に優勝経験がなく、優勝への想いは同じであった」と、これまでの成績を記している。

 その東山を3-1で下し、岡山学芸館は選手権初優勝。さらには同県のチームとしてもこの大会初のタイトルとなった。そんな岡山学芸館を「本州の南西部に位置し、面積は7114平方キロメートル、人口は200万人弱だ」と規模を紹介。「県の歴史に名を刻んだ」と功績を称えている。

 記事は「予選から全国大会まで、再び出場するチーム、涙を呑む選手、Jリーグのチームやヨーロッパのチームに拾われる選手が続々と出てくる。熱い青春だ!」と締めくくられ、日本独自の大会が生み出す成果を報じていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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