岡山学芸館が県勢初Vの快挙! 高校サッカー選手権で初優勝校が誕生…青森山田、神村学園ら強豪校は無念の敗退

岡山学芸館が岡山県勢として初優勝を飾った【画像:FOOTBALL ZONE編集部】
岡山学芸館が岡山県勢として初優勝を飾った【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

高校サッカー選手権第101回大会に幕、岡山学芸館(岡山)が48代表校の頂点に

 第101回全国高校サッカー選手権は1月9日に国立競技場で決勝戦が行われ、岡山学芸館(岡山)が東山(京都)に3-1で勝利。岡山県勢として初優勝を飾った。

 決勝戦の舞台まで勝ち上がった両者は前半のうちに1点ずつを取り合うと、後半に岡山学芸館のMF木村匡吾が2得点して突き放した。岡山学芸館の高原良明監督は「夢の舞台でこんな素晴らしいしい戦いをしてくれた選手たちに本当に感謝したい」と話した。木村は「実感が……、嬉しいです」と、率直な思いを口にしていた。

 今大会は47都道府県から東京都は2チームの48代表が全国3883校の頂点を争った。例年は連戦だった2回戦と3回戦の間を含め、全ての日程の間で最低でも中1日の休養日が設けられ、昨年12月28日の開会式と開幕戦から13日間にわたって熱戦が繰り広げられた。

 夏のインターハイ王者、前橋育英(群馬)は埼玉代表の昌平を下すなど勝ち上がったが、準々決勝では前回準優勝の大津(熊本)に敗れた。その大津もまた、準決勝では東山の前にPK戦で涙を飲んでいた。

 前回優勝の青森山田(青森)は準々決勝で、卒業後にドイツ1部ブンデスリーガのボルシアMG入りが内定しているFW福田師王やセレッソ大阪入りが内定のMF大迫塁を擁する神村学園(鹿児島)に逆転負け。その神村学園も、準決勝で岡山学芸館の前にPK戦で敗れていた。

 ほかにも、198センチの長身で卒業後の清水エスパルス入りが内定している日大藤沢(神奈川)のFW森重陽介や、前回大会と同様に「トルメンタ」など個性的なセットプレーを見せた高川学園(山口)、2回戦までの2試合で10得点のゴールラッシュを見せた履正社(大阪)、12年ぶりの出場となり3試合連続のPK戦と激戦を演じた国見(長崎)らが大会を大いに盛り上げていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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