岡山学芸館、県勢として16年ぶりの選手権決勝へ進出 2006年度の作陽以来2度目の殊勲

決勝進出の岡山学芸館【写真:徳原隆元】
決勝進出の岡山学芸館【写真:徳原隆元】

優勝候補の神村学園をPK戦で撃破、2年連続5度目の出場で初のファイナル進出

 1月7日、東京・国立競技場で行われた第101回全国高校サッカー選手権大会準決勝で、岡山学芸館が3-3からのペナルティーキック(PK)戦の末、神村学園(鹿児島)を下し、9日の決勝に駒を進めた。2年連続5度目の出場でファイナルに進んだのは初。岡山県勢としても作陽が2006年度の第85回大会で決勝に進出して以来、16年ぶり2度目の殊勲となった。

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 岡山学芸館は初出場の第95回大会では、1回戦で山梨学院(山梨)に0-1で敗れた。2度目の出場となった第97回大会は、初勝利の余勢を駆って2連勝したが、3回戦で瀬戸内(広島)に1-2で惜敗、3度目の第98回大会は1回戦で優勝した静岡学園(静岡)に0-6の完敗を喫した。4度目は前回大会で羽黒(山形)との1回戦は2-1で競り勝ったが、2回戦で高川学園(山口)に1-2で屈している。

 岡山勢が初めて出場したのが、名称が全国中等学校蹴球選手権だった1933年の第26回大会の岡山一中。この翌年から全国高等学校蹴球選手権となり、勝山、関西、岡山朝日などが代表だった。現在の全国高校サッカー選手権となった第45回大会以降は作陽、玉野光南、水島工などが代表校に名を連ねる回数が多く、最多出場は作陽の24度となる。

 その作陽も初めて決勝に進んだ第85回大会では盛岡商(岩手)に1-2で惜しくも敗れた。100回大会が終わり、新たな歴史のスタートとなる101回大会で岡山県勢の悲願達成なるか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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