アルバニアのダービーマッチ前に“事件”発生

　アルバニアの公式戦で、まさかの“公開プロポーズ”が生まれた。ピッチ乱入からの斬新な行動が海外で話題を呼んでいる。

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　アルバニアメディア「SOT」によると、“事件”が起こったのはKFティラナとパルチザン・ティラナのダービーマッチ開始前のこと。あるファンが突然、ピッチに侵入したのだ。

　同メディアは「フェンスを乗り越え、ピッチに走って侵入すると、怪我をしたかのようにのたうち回った」と描写。このファンはまるで選手かのように負傷をアピールし、処置を求めた。

　この事態に、乱入者の恋人が様子を見るために近くに駆け寄る。すると乱入者はおもむろに立ち上がり、ポケットから指輪を取り出してプロポーズ。ピッチ上でのプロポーズを実現するための“芝居”だったというのが真相のようだ。

　KFティラナのファンが撮影した動画が広まって話題となり、英メディア「スポーツ・バイブル」は「恋人にプロポーズするためピッチに乱入して怪我のフリ」と“斬新”な行動に注目。動画を見る限り、恋人はプロポーズを受け入れ、警備スタッフ、スタジアムの観客も温かく祝福したようだが、背後で真剣にウォームアップを続ける選手たちとのコントラストは、ややシュールなものとなっている。