短いW杯休暇を終えて12月19日からチームへ合流

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、カタール・ワールドカップ（W杯）後の短いオフを終えて、現地時間12月19日へチームに合流。トレーニングでいきなりキレのある動きを見せて注目を集めている。

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　久保は日本代表の一員としてカタールW杯に出場し、グループリーグ初戦のドイツ代表戦（2-1）、第3戦のスペイン代表戦（2-1）で出番を得た。ベスト16で敗退となったチームは今月上旬に解散し、欧州組の選手たちはシーズン再開に備える。

　ソシエダのW杯出場メンバーは束の間の休暇を過ごし、12月19日にチームへ合流。クラブ公式ツイッターで「タケのゴラッソ！ 今日のトレーニングにて」と題して公開された動画では、ポールの間をすり抜け、ダミー人形の周りを素早く一周して、右足で正確にミニゴールへシュートを決めた。

　軽快なボールコントロールとキレのある動きに、ファンからは「パワーがみなぎっている」「これがベルナルド・シウバ理論か」「早くて上手い」「別格」といった驚きの声が上がっている。

　ソシエダは12月21日に国王杯（コパ・デル・レイ）2回戦でCDコリアと対戦予定で、招集メンバーにも名を連ねた久保。スペインメディア「エル・デスマルケ」によれば、イマノル・アルグアシル監督は「いいリズムで、状態の良さが見て取れた」とコンディションに太鼓判を押しており、活躍に期待が集まる。