三笘薫は「バーゲン購入の1つ」 プレミア&W杯で評価急騰、英メディア「ブレイクしたスター」選出
「日本の主役としてドイツとスペインを破り、その名をさらに轟かせた」と評価
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍で評価を一気に高めた。英メディアは「W杯でブレイクしたスター」として10選手を取り上げ、そのなかで三笘についても紹介している。
三笘は今夏、期限付き移籍先のベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンに復帰。開幕当初は途中出場がメインだったが、10月29日の第14節チェルシー戦で初先発を果たすと、11月5日の第15節ウォルバーハンプトン戦でも先発出場を継続し、初ゴールをマークした。
日本代表として臨んだカタールW杯では全4試合に途中出場し、初戦のドイツ代表戦(2-1)と第3戦のスペイン代表戦(2-1)では試合の流れを引き寄せる活躍を披露。自身のゴールこそなかったものの、強豪を破る原動力となった。
12月18日にW杯の全日程が終わり、英メディア「90min」は「2022W杯でブレイクしたスター」として特集。大会前の時点で市場価格が高額だった選手を除く10人を紹介している。
そのなかで三笘も選出し、「2022年は素晴らしい1年になった」と、その活躍を称賛。「W杯前からブライトンで売り出し中だったが、日本の主役としてドイツとスペインを破り、その名をさらに轟かせた」と評価し、「三笘は2021年の夏に250万ポンド(約4億円)で加入したが、近年のブライトンに見られるバーゲン購入の1つだ」と伝えた。
「90min」が選出した「2022W杯でブレイクしたスター」は以下のとおり。
ゴンサロ・ラモス(ポルトガル代表/ベンフィカ)
モハメド・クデュス(ガーナ代表/アヤックス)
アンドリース・ノペルト(オランダ代表/ヘーレンフェーン)
アンヘロ・プレシアード(エクアドル代表/ヘンク)
ハリー・ソウター(オーストラリア代表/ストーク)
サレム・アルドサリ(サウジアラビア代表/アル・ヒラル)
アゼディン・ウナヒ(モロッコ代表/アンジェ)
ソフィアン・アムラバト(モロッコ代表/フィオレンティーナ)
ジョルジアン・デ・アラスカエタ(ウルグアイ代表/フラメンゴ)
三笘薫(日本代表/ブライトン)
(FOOTBALL ZONE編集部)