【サッカー初心者向け解説】優勝候補に挙げられる4つの代表国を紹介

　4年に一度行われるサッカーの祭典「ワールドカップ（W杯）」は、中東のカタールを舞台に約1か月間にわたって開催。出場32か国による熱戦の数々に期待が高まるなか、ここではサッカー初心者のための基礎知識を「超入門コラム」としてお届け。今回は、優勝候補に挙げられる4つの代表国を紹介する。

■ブラジル代表（FIFAランク：1位／ロシアW杯：ベスト8）
　3度目のW杯となるエースFWネイマール（パリ・サンジェルマン／PSG）を筆頭に大会屈指のタレントを揃えるカナリア軍団は、DFチアゴ・シウバ（チェルシー）やDFダニエウ・アウベス（UNAMプーマス）といったベテランも健在。レアル・マドリードで活躍するFWヴィニシウス・ジュニオールやFWロドリゴといった若手選手も好調をキープしており、6度目のW杯に向けて死角なしか。

■ベルギー代表（FIFAランク：2位／ロシアW杯：3位）
　ロシアW杯では、日本代表と決勝トーナメント1回戦で対戦し、3位で大会を終えた。MFケビン・デ・ブライネ（マンチェスター・シティ）やGKティボー・クルトワ（レアル・マドリード）の主力選手たちが今大会もチームの中心選手に。欧州各国の主要リーグで活躍するタレントを擁し、悲願のW杯初優勝を狙う。

■アルゼンチン代表（FIFAランク：3位／ロシアW杯：ベスト16）
　ロシアW杯ではフランス代表とのラウンド16で敗れ、不本意な成績で大会を去った。35歳を迎えたFWリオネル・メッシ（PSG）にとってはおそらく最後のW杯となるだろう。本大会前最後の強化試合（対UAE／5-0）で1ゴールを決めており、コンディションは上々。チームは公式戦36戦無敗のまま本大会に臨む。

■フランス代表（FIFAランク：4位／ロシアW杯：優勝）
　前回大会で優勝に貢献したFWキリアン・ムバッペ（PSG）をはじめ、GKウーゴ・ロリス（トッテナム）、FWアントワーヌ・グリーズマン（アトレティコ・マドリード）らが順当にメンバー入り。選手層の厚さはトップクラスで、ブラジル代表（1958年、62年）以来の連覇達成を狙う。