W杯間近、日本代表メンバーの現状に海外メディア言及 「意外なことにリスト入り」と驚いた選手は?

海外メディアが森保ジャパンの現状に言及【写真:ロイター】
海外メディアが森保ジャパンの現状に言及【写真:ロイター】

冨安のほか、すでに離脱した中山を含め日本メンバーを紹介

 11月20日に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)に参戦する森保ジャパン。欧州リーグ戦最中に行われるW杯を前に怪我人が複数出ている。海外メディアでもそんな日本代表の現状に注目し、メンバーには「フィットネスに懸念がある冨安も含まれている」とレポートしている。

 イングランド1部アーセナルでプレーするDF冨安健洋は、現地時間11月3日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第6節チューリヒ戦(1-0)で途中出場した際、ハムストリングの負傷で交代。6日のプレミアリーグ第15節チェルシー戦(1-0)、リーグカップ3回戦ブライトン(1-3)との対戦でベンチ外となっていた。

 そんななかインドネシア紙「Republika」は日本のW杯に挑む26人のメンバーの現状に注目している。まずは冨安の怪我の状況に触れ、「アーセナルでのプレミアリーグ次戦を欠場するかもしれないが、日本のディフェンダーはW杯に参加できるはずと明かした」と公式の発表をなぞらえ紹介。また戦線離脱した中山雄太(ハダースフィールド/イングランド)について「手術を必要とするアキレス腱の負傷によりチームから離脱した」と現状に触れた。

 また、FW陣では右膝の内側側副靭帯断裂の怪我で離脱中の浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)についても言及し、「代表で36試合に出場して7得点と貢献」と紹介している。

 記事では続いて、ほかの選出メンバーにも脚光を当て「元サウサンプトンの吉田は、日本代表のキャプテンであり、意外なことにリスト入りしている」と吉田麻也(シャルケ/ドイツ)について取り上げた。そのうえで、注目のアタッカー陣として三笘薫(ブライトン/イングランド)、南野拓実(モナコ/フランス)、久保建英(レアル・ソシエダ)の名前を挙げている。

 現在、選出された代表メンバーでW杯出場に懸念があるのは記事でも取り上げられた冨安と浅野、ほかに板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)といった日本の主力だ。

 W杯まで残り1週間弱となったが、森保ジャパンは本戦をどのような構成で乗り切ることになるだろうか。

 なお、スペイン1部レアル・ソシエダMF久保建英は左肩の脱臼の状態が心配されていたが、現地時間11月9日に行われたラ・リーが第14節セビージャ戦(2-1)で途中出場し戦線復帰している。

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