日本代表は「下馬評を覆す傾向にある」 “死の組”突破の可能性に海外注目「メンバーリストを見る限り…」

現地カタールメディアも日本代表が注目【写真:ロイター】
現地カタールメディアも日本代表が注目【写真:ロイター】

「攻撃陣はリーダーシップと落ち着きに欠けている」と指摘も

 日本代表は11月20日に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)のグループEで、ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と対戦する。現地カタールのメディアは日本が勝ち抜く可能性に注目し、「日本は下馬評を覆す傾向にある」と指摘している。

 7大会連続の出場となる日本は、W杯優勝経験国のドイツとスペイン、2014年のブラジル大会でベスト8に入ったコスタリカと同じグループに入り、“死の組”とも言われる過酷な状況のなかで初のベスト8進出を目指す。

 そのなかでカタール・ドーハに拠点を置く衛星放送「アル・ジャジーラ」は「日本は潜在能力を結果に結び付けられるか」と見出しを打ち、「日本はドイツ、スペイン、コスタリカとの“死の組”でも期待を超える可能性がある」と注目。「日本は下馬評を覆す傾向にあることから元気付けられるだろう」と、厳しい組を突破した過去大会の戦績に触れつつ、日本の陣容に言及している。

「日本は多くの欧州でプレーする選手を抱え、メンバーリストを見る限りかつてないほどのクオリティーがあるように見える。しかし、本田圭佑や香川真司のような選手がいなくなり、攻撃陣はリーダーシップと落ち着きに欠けている。そのため、W杯予選のベトナム戦や親善試合のチュニジア戦では苦戦した」

 そして「攻撃的MFの鎌田大地はチームのエンジンであり、最も重要な選手となるだろう。UEFAヨーロッパリーグを制覇しており、勝者のメンタリティーも持っている」と紹介。ハイレベルな戦いが予想されるなかでのキーマンと予想していた。

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