ムバッペがアンリの持つCL記録を更新

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）は現地時間11月2日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第6節でユベントスと対戦し、2-1で勝利を収めた。この試合で先制ゴールを決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペが、CLでの通算ゴール数を「40」に伸ばし、元フランスFWティエリ・アンリの持つ40得点のフランス人最年少記録を更新した。

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　ユベントスとのグループステージ第6節にスタメン出場したムバッペは、前半13分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシからボールを受けると、DFフェデリコ・ガッティを交わし、ペナルティーエリア（PA）前に侵入。MFマヌエル・ロカテッリからのスライディングにも落ち着いた対応を見せて、ゴール右隅にボールを流し込んだ。

　試合はその後、同39分にイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチのゴールでユベントスが同点に追い付くも、後半24分にムバッペのスルーパスから左サイドを駆け上がった、ポルトガル代表DFヌーノ・メンデスがゴールネットを揺らして勝ち越しに成功。そのまま2-1でPSGが勝利している。

　そんななか、英紙「デイリー・ミラー」では「キリアン・ムバッペがティエリ・アンリの持つチャンピオンズリーグでの長年の記録を破る」と見出しを打ち、ムバッペの記録更新について紹介した。

「パリ・サンジェルマンのスーパースターは、水曜夜に行われたユベントス戦の13分に素晴らしいソロゴールを決めた。23歳10か月の彼は、チャンピオンズリーグ史上、最も若いフランス人選手として、40ゴール目を記録したのである」

　記事では、ムバッペが最も若いフランス人選手としてCL通算40ゴール記録したことを紹介。また、40ゴールを上回っているのは、アンリ（50ゴール）と、カリム・ベンゼマ（レアル・マドリード／86ゴール）の2選手のみであることも伝えられている。

　PSGはベンフィカに続く2位でのグループ突破が決定。CLでもゴールを量産し続けるムバッペが、チームを悲願の大会制覇に導くことができるだろうか。