「闘莉王TV」で日本代表メンバー26人の顔ぶれに言及

　11月20日に開幕するカタール・ワールドカップ（W杯）に臨む日本代表メンバー26人の発表が11月1日に行われた。FW古橋亨梧（セルティック）、FW大迫勇也（ヴィッセル神戸）という1トップ候補がサプライズ落選となったなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はリードされた際の1トップ候補の選択肢のなさを指摘。「これは考えられない」と苦言を呈している。

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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回のテーマは日本代表のメンバー発表26選手だった。1トップを本職とする選手はFW前田大然（セルティック）ら3選手となったが、「これは考えられない！　点を取らないといけない時、どうするんだ？　点取れるわけない！」とリードされた際のオプションの頼りなさに苦言を呈している。

FW浅野拓磨（ボーフム）は代表通算7ゴールを決めているが、前田は1点、FW上田綺世（セルクル・ブリュージュ）は0点と、得点力への実績に不安は多い。前田と浅野はスピードが武器。ドイツやスペイン相手にボールを支配される展開ではプレス要員として期待できるが、勝ち点3を狙いたい第2戦では古橋や大迫が必要になる展開も大いにあり得るという。

「コスタリカから点を取らないといけないとなると、違う形を考えないといけない」と闘莉王氏。「スペースがない時に活躍できる選手を連れて行っていない。そこは古橋だったり、大迫だったりする。そう考えると引き出しを減らしたことになる。選択肢がない」と不安要素を忖度なしに指摘する最新回になっている。