森保J、怪我人状況は「安心した情報」から判断 W杯メンバーは「自信を持って」発表

日本代表の森保監督【写真:徳原隆元】
日本代表の森保監督【写真:徳原隆元】

森保監督は所属チームとの情報共有にも手応え

 11月20日に開幕するカタール・ワールドカップに臨む日本代表メンバー26人が1日に発表された。各選手の負傷の状態などについて、森保一監督は情報共有の精度に自信を見せている。

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 会見に臨んだ森保監督は、自ら読み上げてメンバーを発表。4回目の出場となるGK川島永嗣(ストラスブール)やDF長友佑都(FC東京)、初出場のMF久保建英(レアル・ソシエダ)や冨安健洋(アーセナル)らが選出されるなか、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)やFW古橋亨梧(セルティック)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)らは選外となった。

 開幕まで20日を切るなか、負傷中の選手の状態も気になるところ。質疑応答で質問を受けた森保監督は「今、プレーしていない選手がいる中での選考で、常に情報を日本協会のメディカルチームと所属チームのメディカルチームとで共有しながら選んでいる」と選考過程について言及し、次のように続けている。

「選手に関しては、ここからW杯に向けどのような状況になるのかの見通しと、W杯ではトップパフォーマンスでプレーできると情報を共有して決めている。それだけでなく、日本協会のヨーロッパ支局の担当も常に各チームを回り、現在はトレーナーとドクターもヨーロッパに派遣して選手たちのコンディションも直に確認してメンバー発表につなげている。最終的に何が起こるか分からないということはあると思うが、自信を持って、安心した情報をもらって今回の発表につなげることができた」

 張り巡らせた情報網をメンバー選考に生かしたとして、自信を見せた森保監督。W杯では充実したコンディションの日本代表に期待したい。

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