森保ジャパン「最大の弱点」は? 韓国メディア指摘、チームの質“向上”と評価も…「決勝トーナメント進出に影響」

韓国メディアは森保ジャパンのチーム力を考察【写真:ロイター】
韓国メディアは森保ジャパンのチーム力を考察【写真:ロイター】

森保ジャパンのチーム力を考察「精神的にも肉体的にも弱い日本ではない」

 カタール・ワールドカップ(W杯)開幕まで1か月を切ったなか、韓国メディアは森保ジャパンのチーム力を考察。過去最高のベスト8入りの可能性を問う記事の中で、W杯最終予選からの改善ぶりに目を見張った一方、「最大の弱点」にも言及している。

 日本はW杯アジア最終予選序盤の3試合で2敗を喫する苦しいスタートとなりながら、その後は6連勝と挽回。3月24日の第9節オーストラリア戦で2-0の勝利を収め、7大会連続の本大会出場を決めた。

 その後、フルメンバーでの強化試合を6月、9月と実施し、11月1日にはW杯メンバー発表を控える。そんななか、韓国メディア「STAR NEWS」は「アジアの向こう側を夢見る日本は、ワールドカップベスト8に進出できるのか?」と見出しを打ち、森保ジャパンのチーム力を考察している。

 記事では森保監督体制下の日本サッカーに触れられ、「従来のパスサッカーに強いプレッシャーとフィジカル、そしてストレートでダイレクトなスタイルが加わった」と指摘。さらに「精神的にも肉体的にも弱いと評価されたかつての日本ではない。今の日本は相手にプレスをかける訓練もされているし、守備的なサッカーも得意としている」と、その変化を伝えている。

 また、6月、9月の強化試合を通じて「チームの質は垂直に上がってきている」と評価。「9月のA代表戦では、アメリカを2-0であっさり撃破。エクアドル戦もスコアレスドローに終わり、着実にワールドカップへの準備を進めている」と伝えている。

 一方で、「最大の弱点」と指摘されたのが大型ストライカーの不在だ。絶対的エースの大迫勇也(ヴィッセル神戸)が度重なる怪我や不振に見舞われ、ライバル候補とされる古橋亨梧、前田大然、上田綺世といった面々も9月シリーズでは目立った結果を残せなかったため「W杯の決勝トーナメント進出に影響しそうだ」と懸念が示されていた。

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