第12節オセール戦で2-1勝利、伊東が呼び込んだ7試合ぶりの白星

　フランス1部スタッド・ランスは、現地時間10月23日のリーグ・アン第12節でオセールと対戦。2試合出場停止処分を受けていた日本代表MF伊東純也がスタメン出場し、復帰戦で決勝ゴールを叩き込んで2-1勝利に貢献した。現地メディアは「土壇場で伊東のゴールで勝利」「伊東のゴールでスタジアムに再び火を付けた」と称賛し、クラブも「サポーターを解放するゴール」と絶賛した。

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　今月2日の第9節トロワ戦（2-2）で今季3ゴール目を決めた伊東は、直後のタックルで一発退場。パリ・サンジェルマン戦（0-0）、ロリアン戦（0-0）と出場停止となったなか、オセール戦で復帰すると強烈な存在感を示す。

　1-1で迎えた後半42分、左サイドから攻め込むランスはゴール前に低弾道のクロスを供給。相手GKが触ってこぼれたなか、素早く反応した伊東が流しこんで今季4ゴール目を奪い、これが決勝ゴールとなった。チームは7試合ぶりの白星、今季2勝目を上げた一方、待望の今季ホーム初勝利となりスタジアムは大きな歓喜に包まれた。

　フランスラジオ局「France Bleu」は「土壇場で伊東純也のゴールで勝利」と報じた一方、フランスのニュースサイト「Crumpe」は「後半、伊東純也のゴールで、オーギュスト・ドゥローヌ・スタジアムに再び火をつけた」と伝えている。

　またクラブ公式サイトは「伊東純也が無人のゴールにボールを突き刺し、スタッド・ランスにアドバンテージを与える。サポーターを解放するゴール」と伊東の一撃について触れ、「ランスはついに報われ、今季ホーム初勝利を手にした！」と結んでいた。