18歳のジャマイカ代表FWハッチンソン、U-21カテゴリーからトップへ昇格か

　今夏、イングランド1部アーセナルからチェルシーへ移籍した18歳のジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソンにトップチームデビューの可能性が浮上。英紙「デイリー・ミラー」では、そのポテンシャルの高さから「ネクスト・アザール」と紹介されている。

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　ハッチンソンは2020年にアーセナルとプロ契約を締結。その後はU-18のカテゴリーでプレー経験を積み、昨季のFAカップでベンチ入りを果たすも、トップチームデビューには至らなかった。

　今夏、アーセナルからチェルシーに移籍すると、U-21カテゴリーで12試合に出場し、4ゴール5アシストを記録。先日行われたカップ戦では、およそ50メートルを独走するスーパーゴールを決め、現地メディアでも話題となった。

　英紙「デイリー・ミラー」では、「“ネクスト・アザール”獲得計画を強化する構え」との見出しで「ハッチンソンはチェルシー加入後、スタッフ陣に強い印象を与えている」と報道。「ポッター監督がトップチームのベンチ入りという報酬を与えようと動き出している」と、トップチーム内から熱視線を送られていることが綴られている。

「キャプテンのセサル・アスピリクエタやラヒーム・スターリングは、今シーズンここまでの若手の成長に最も感銘を受けていると言われており、ポッターと彼の持つ可能性について考えを共有することになりそうである」

　すでにトップチームへの練習参加を経験しており、トップチームの中心選手から実力を認められているハッチンソン。かつてチェルシーで活躍したベルギー代表MFエデン・アザール（レアル・マドリード）に次ぐタレントとして注目されており、今後のプレミアリーグデビューにも期待が高まっている。