過去に開幕10戦で9勝した3クラブはリーグ制覇を達成

　イングランド1部アーセナルは現地時間10月16日、プレミアリーグ第11節でリーズ・ユナイテッドとアウェーで対戦し、1-0で勝利した。日本代表DF冨安健洋もフル出場で勝利に貢献したなか、アーセナルは開幕10戦で9勝を達成。英サッカー情報サイト「Squawka」では、アーセナルのリーグ制覇にまつわる記録を紹介している。

　開始早々に通信システムのトラブルに見舞われて試合が一時中断。選手らが全員引き上げる珍事が起き、数十分後に再開された。前半35分にイングランド代表FWブカヨ・サカがノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールのアシストから先制ゴールを決め、アーセナルリードで前半を折り返した。

　後半17分にはペナルティーキック（PK）を獲得するも、FWパトリック・バンフォードが失敗し得点を奪えず。その後もシュートチャンスを迎えるもゴールネットを揺らすことができず、1-0でアーセナルが勝利した。

　冨安は試合開始から左サイドバック（SB）で出場し、後半途中から右SBにポジションを移しても安定した守備を披露。チームの無失点勝利に大きく貢献をしている。

　開幕から10戦を終えて9勝で勝ち点27を積み重ね、首位を走るアーセナル。英サッカー情報サイト「Squawka」公式ツイッターによると、アーセナルが開幕10戦で9勝を達成したシーズンはクラブ史上初となった。

　また、過去に開幕10戦で9勝した3クラブ（チェルシー／2005-06シーズン、マンチェスター・シティ／11-12シーズン・17-18シーズン、リバプール／19-20シーズン）がリーグ制覇を達成したデータも紹介されており、アーセナルの03-04シーズン以来となるプレミアリーグ制覇に期待が懸かる。