頭部を20針縫ったレアルDFリュディガーがクラシコ出場へ アンチェロッティ監督が「彼は戦士」と期待

今季からレアル・マドリードでプレーするリュディガー【写真:ロイター】
今季からレアル・マドリードでプレーするリュディガー【写真:ロイター】

11日に行われたCLシャフタール戦で負傷も、初のクラシコ出場を強く希望

 スペイン1部レアル・マドリードに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーは、10月11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のウクライナ1部シャフタール・ドネツク戦(1-1)の後半アディショナルタイムに同点ゴールを挙げた際に頭部に裂傷を負った。16日に行われる今季初のクラシコへの出場が危ぶまれていたが、カルロ・アンチェロッティ監督は出場させる考えのようだ。英公共放送「BBC」が報じている。

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 リュディガーは11日のシャフタール戦、0-1で迎えた後半アディショナルタイムに左サイドからMFトニ・クロースが入れたクロスに対し、ヘディングで合わせて同点に追いついた。しかし、リュディガーは相手選手と接触して頭から出血。その後、20針を縫ったことが報じられていた。

 このゴールで今季の無敗を保ったレアルは、16日のリーガ・エスパニョーラ第9節で宿敵FCバルセロナとのクラシコを迎える。今夏、イングランド1部チェルシーから加入したリュディガーにとっては初のクラシコだが、出場が不透明だった。ただ、アンチェロッティ監督は、リュディガーが出場する見通しであると語っている。

「リュディガーは戦士だ。彼を見ていると、日曜日の試合に向けて、とても楽しみにしている様子が伝わってくる」

 指揮官は試合出場に向けて影響がないことを明かした。一方、ベルギー代表GKティボー・クルトワは間に合わない見込みだという。「彼は回復しており、そのことは私たちにとってはいいニュースだ。ただし、最高の状態に戻るには、もう少し練習時間が必要だ。準備ができるまでは、復帰は急がない」と、クラシコの欠場を明言している。

 バルセロナでは、今夏加入したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが活躍を見せている。早くもレアルの最終ラインで重要な存在になっているリュディガーは、どのようなプレーを見せるだろうか。

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