長谷部とケインのCLマッチアップが話題に、リターンマッチでの再戦に現地熱視線

　日本人2選手が所属するドイツ1部フランクフルトは現地時間10月12日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第4節でイングランド1部トッテナムと敵地で対戦する。ドイツメディア「Hassenschau」は「長谷部とケインの第2ラウンド」と前節に続く2人のマッチアップに熱視線を送っている。

　グループDで同居する両チームは現地時間10月4日に行われた第3節ではスコアレスドローに終わった。この試合では3バックの一角で先発出場したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が出色のパフォーマンスを披露。イングランド代表FWハリー・ケイン、韓国代表FWソン・フンミン、ブラジル代表FWリシャルリソンといった強力攻撃陣をシャットアウトした。
　
　トッテナムホームで行われる第4節を前に「Hassenschau」は「第1戦ではベテランの長谷部がスターのハリー・ケインを絶望の淵に追いやった」「長谷部の華麗なパフォーマンスを1週間経った今でもトピックとして残っている」と2人のマッチアップと長谷部の活躍について振り返っている。

　試合の前日会見でケインは「彼を全面的に称賛するよ。38歳でチャンピオンズリーグでプレーしているのはまさに彼のプロフェッショナリズムの賜物だ」と長谷部への賛辞を口にした。一方で、長谷部も会見の場で「彼がトッププレーヤーであることは第1戦の時点で分かっていた」と称賛を返している。

　3試合を終えて1勝1分1敗の勝点4で並ぶフランクフルトとトッテナム。決勝トーナメント進出に向けて負けられない直接対決で、長谷部とケインの激しマッチアップが再び繰り広げられることになるのだろうか。