森保ジャパン、“我慢”のスコアレスドローにW杯対戦国メディアも注目 「カタールでのライバルが引き分けに」
日本対エクアドル戦をコスタリカのメディアがレポート
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は9月27日、ドイツ・デュッセルドルフでのキリンチャレンジカップでエクアドル代表(同44位)と対戦し、0-0で引き分けた。この試合をカタール・ワールドカップ(W杯)のグループEで日本と戦うコスタリカ(同34位)メディアも反応している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
W杯開幕まで2か月を切ったなか、日本は23日のアメリカ戦で2-0と快勝し、続くエクアドル戦では、アメリカ戦から大幅に先発メンバーを変更。すると、序盤からエクアドルの素早いプレスに苦戦する。
両者無得点で後半に入ると、森保監督はFW古橋亨梧に替えてFW上田綺世を投入。さらに同22分にはMF遠藤航、MF鎌田大地、MF相馬勇紀の3枚替えで中盤をフレッシュなメンバーにして試合の打開を試みる。
しかし同38分に日本は最大のピンチを迎える。クロスを受けようとした相手にDF谷口彰悟が寄せたところでファウルの判定。ペナルティーエリア境界線の際どい位置で主審はPKと判定し、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認でも判定は変わらなかった。それでもこのピンチをGKシュミット・ダニエルがコースを読み切り見事なセーブで切り抜け、0-0のスコアレスドローでタイムアップを迎えた。
W杯で日本と同じグループEのコスタリカメディア「CRHoy.com」は「カタールでのライバル、日本がエクアドルと引き分けに」との見出しでこの一戦に注目。「このゲームのハイライトは、エクアドルがペナルティーキック(PK)を外し、空中から右足で放ったクロスシュートはGKダニエル・シュミットにセーブされたことだ」と日本の守護神の活躍に言及し、「日本にもチャンスはあった。スピードに乗り、相手ゴールに迫るが、ネットを揺らすことはできなかった」とレポートしている。
ドイツ(FIFAランキング11位)、スペイン(同6位)という強豪国も同居するグループEの勢力図は「2強2弱」の構図。W杯まで残り2か月を切ったなか、“2弱”とされている日本とコスタリカは下馬評を覆せるだろうか。