日本代表、W杯「ベストメンバー11人」を海外メディア予想 心臓部に達人コンビ…サプライズ起用も
吉田麻也が外れ板倉滉をチョイス、守田英正&遠藤航を高評価
11月のカタール・ワールドカップ(W杯)開幕まで2か月を切っている。本大会行きのメンバー26名の選考が注目を集めるなか、海外のサッカー専門メディア「90min」フランス語版が森保ジャパンのベストメンバーを予想している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
同メディアは日本が先日のアメリカ戦(23日/2-0)でも採用した4-2-3-1をベースに本大会に戦うと予想。スタメン11人の顔ぶれもアメリカ戦のメンバーを基本線としているが、何人かの選手が入れ替わっている。
ゴールマウスを守るのはGK権田修一(清水エスパルス)。「(森保一)監督から全幅の信頼を置かれ、彼に変わる選手はいないと考えている」と不動の正GKと評価されている。
最終ラインは右から酒井宏樹(浦和レッズ)、冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(ボルシアMG)、中山雄太(ハダースフィールド・タウン)という顔ぶれ。キャプテンの吉田麻也(シャルケ)が外れ、ドイツで活躍し、現在は負傷離脱中(9月12日の練習中に負傷、左膝靭帯部分断裂)の板倉が選ばれているのが“サプライズ”と言えるだろう。
中盤の2枚はMF守田英正(スポルティング)とMF遠藤航(シュツットガルト)の2人。アメリカ戦(2-0)でも存在感を示した2人がそのまま本大会でもチームの心臓部を固めると予想されている。記事では「2人はボールリカバリーの達人であり、ゲームをコントロールし、リードすることができる」とコンビとしての完成度の高さも評価されている。
2列目は右サイドに「当然のチョイス」としてFW伊東純也(スタッド・ランス)。トップ下に「ヨーロッパでもよく知られ、フランクフルトの鍵を握る」MF鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、そして左サイドがMF南野拓実(ASモナコ)となった。新天地で苦戦する南野はMF三笘薫(ブライトン)の台頭によってポジションを脅かされているものの、代表でのこれまでの実績も踏まえて予想先発に名を連ねた。
そしてワントップはFW古橋亨梧(セルティック)となった。現在も怪我で離脱中のFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)に代わる選手の選定が長年チームの課題となっているポジションだが、2021年に加入したセルティックで42試合26得点と高い決定力を示す古橋の存在が注目されているようだ。
「日本にとって9番のポジションがまだ頭痛の種だとすれば、グラスゴーで輝きを放つ古橋亨梧が最も信頼できる候補者になるだろう」
W杯開幕までに選手を試すテストマッチはもう残されていない。熾烈な争いのなかで先発11人の枠に入るのはいったい誰になるだろうか。