森保ジャパン、カタールW杯ベスト16進出は「厳しいタスク」 海外紙が予想する“現実的な戦術”は?

日本代表がW杯で必要な要素を指摘【写真:ロイター】
日本代表がW杯で必要な要素を指摘【写真:ロイター】

日本はW杯でドイツ、コスタリカ、スペインと同居

 日本代表は今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)でグループEに入り、ドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。UAE紙「The National」は「ノックアウトステージ進出に向けて厳しいタスク」と日本の展望を報じた。

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 開催国だった2002年の日韓W杯から7大会連続出場となる日本。優勝経験を持つドイツとスペインの2か国と同居する過去最高レベルに競争の激しいグループEに入り、ここから4度目の決勝トーナメント進出を目指す。

 前回の18年ロシアW杯を振り返り、日本は同組のセネガルと勝ち点、得点、失点のすべてで横並びとなり、史上初めてフェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出を決めた。同紙はそのことを踏まえ、「カタールでドイツとスペインと対戦することを考えると、サムライブルーが7回目の挑戦でグループリーグを突破するためには、またしても驚くべき出来事が必要になるかもしれない」と予想した。

 下馬評では欧州2か国の勝ち上がりが有力視しているものの、一方では「森保一監督率いるチームはアジア予選で、大事な場面で力を発揮することができると証明した」と日本の勝負強さも高く評価。そのうえで「カタールでは最終ラインを固め、そこからウイングの選手を生かしたアグレッシブなプレーで素早いカウンターを展開して2位以内を目指すことになるだろう」と日本の戦いを展望した。

 同紙は、日本の「スタープレーヤー」としてカウンターアタックで鍵を握るであろうMF伊東純也(スタッド・ランス)の名前を挙げ、さらに「注目選手」には中盤でリズムを作るMF田中碧(デュッセルドルフ)を選んでいる。

 日本代表はこの熾烈なグループEを勝ち抜け、カタールの地で強烈なインパクトを残すチームとなることはできるだろうか。

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