日本がアメリカに2-0快勝、「序盤から優れたパフォーマンス」と指摘

　森保一監督率いる日本代表（FIFAランキング24位）は、9月23日にデュッセルドルフ・アレーナでアメリカ代表（同14位）と対戦し、2-0で快勝した。韓国メディアが日本の動向を注視し、「日本がアメリカを軽くいなした」「圧倒的パフォーマンス」と驚きをもって伝えている。

　日本は4-2-3-1システムを採用し、FW前田大然を1トップ起用。2列目左にMF久保建英（レアル・ソシエダ）、トップ下にMF鎌田大地（フランクフルト）、右にMF伊東純也（スタッド・ランス）を配置したなか、序盤からチャンスを作り出した。

　韓国のサッカー専門サイト「InterFootball」では、序盤にチャンスを逃していた鎌田に触れ、「鎌田は素早く自分のミスを挽回した」と前半25分の先制点に言及。その後も日本ペースで進んだゲームに触れ、「後半20分には久保が攻撃の出発点となった。久保のパスを受けた鎌田がシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた」と久保のプレーも称えており、「『圧倒的パフォーマンス』日本、『FIFAランキング14位』米国2-0で制圧…久保活躍」と報じた。

　さらに同メディアは「日本が序盤からアメリカより優れたパフォーマンスを見せた」と総括し、韓国スポーツ・芸能総合サイト「マイデイリー」も「日本代表がアメリカを軽くいなした」と指摘。アメリカはDFアントニー・ロビンソン（フラム）、セントラルMFユヌス・ムサ（バレンシア）、MFクリスチャン・プリシッチ（チェルシー）らが欠場したものの、FIFAランキング上では格上にあたるアメリカを圧倒した日本の快勝に脱帽した様子を見せている。

　同日、韓国代表は日本がカタール・ワールドカップ（W杯）で対戦するコスタリカに2-2のドロー。W杯に向けて状態の良さを見せつける形となった森保ジャパンが脚光を浴びているなか、27日のエクアドル戦で再び圧倒できるだろうか。