森保ジャパン、W杯出場国を撃破! 鎌田&三笘がゴール…欧州遠征でアメリカに2-0勝利

【写真:Getty Images】
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ドイツ遠征の1試合目でアメリカと対戦、前後半1ゴールずつ奪い白星

 日本代表は現地時間23日にドイツ・デュッセルドルフでアメリカ代表と国際親善試合を行い、MF鎌田大地の先制ゴールなどで2-0の勝利を収めた。

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 初の中東開催で11月開幕となるカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて最後の活動期間となる今回はドイツに遠征。日本人コミュニティーもあるデュッセルドルフでの活動となり、アメリカとの対戦になった。森保一監督は4-2-3-1を選択し、昨季フランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献した鎌田をトップ下起用。最前線にはFW前田大然を起用した。また、DF酒井宏樹は2月1日のW杯アジア最終予選サウジアラビア戦以来の出場になった。

 日本は立ち上がりにアメリカの右サイドバックDFセルジーノ・デストに突破されてのクロスでピンチを招いたが、前半13分には前線からのプレスが機能して敵陣でボールを奪うと鎌田がGKと1対1になるビッグチャンス。しかし、これは反応鋭くセーブされてしまった。

 さらに同25分にも日本は敵陣でのボール奪取からショートカウンター。中央からのラストパスをペナルティーエリア内の左サイドで待った鎌田が蹴り込んだが、際どいオフサイドの判定。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も時間をかけて確認した際どいプレーはオンサイドの判定となりゴールが認められた。日本は前半のうちに1点リードを奪った。

 全体的に敵陣からスタートするプレスの機能性が高かった日本は、W杯本大会にも出場するアメリカを相手にペースを握ったまま前半を1-0で終了した。森保監督はハーフタイムにGKシュミット・ダニエル、DF伊藤洋輝、FW町野修斗を投入。酒井を交代で下げた右サイドバックにDF冨安健洋をスライドし、主将のDF吉田麻也と伊藤でセンターバックを組んだ。

 後半に入ってマイボール時に3バックに変化するようになったアメリカに対して日本はブロックを組む時間が長くなったが、中盤から前線に入れるボールに対しては狙いをつけてボールを奪い、安定感のあるゲーム運びになった。

 後半20分には右サイドの高い位置でボールを奪ったところから左に展開。ボールを受けた鎌田がドリブルでカットインしながら右足シュートを放ったが、相手GKにファインセーブされた。直後の後半23分には両サイドハーフの交代となり、MF堂安律とMF三笘薫が投入された。

そして後半43分には三笘が得意の左45度方面からのカットインで右足シュートを決め、日本は2-0の勝利を収めた。今後、ドイツ遠征の2試合目で日本は27日にエクアドル代表と対戦する。

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