ルヴァン杯準決勝、C大阪×浦和第1戦は1-1ドロー 攻めあぐねた浦和が後半に貴重なアウェーゴール

同点ゴールを決めた浦和FW小泉佳穂【写真:Getty Images】
同点ゴールを決めた浦和FW小泉佳穂【写真:Getty Images】

C大阪が先制するも、浦和が後半8分に同点へ

 国内三大タイトルの1つ、ルヴァンカップの準決勝第1戦が9月21日に行われ、セレッソ大阪はホームに浦和レッズを迎え撃って1-1で引き分けた。

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 両者は昨季も同じ準決勝で対戦し、C大阪が決勝進出を果たしていた。今季は9月14日に浦和のホームでリーグ戦のゲームを戦ったが、その際にはC大阪のコンパクトなブロックが機能して1-0の勝利を収めていた。

 そして、1週間後のリターンマッチとなったこのゲームでも先手を取ったのはC大阪だった。前半2分、FW上門知樹が浦和のボランチの背後でボールを受けると距離のある所から思い切ってシュート。これが最高のコースに飛んで鮮やかな先制ゴールになった。

 それでも浦和は直後の前半5分にFW小泉佳穂がDFマティ・ヨニッチからボールを奪って完全に独走。しかし、GK清水圭介に1対1を防がれ絶好機を逃してしまう。直後の前半6分にはコーナーキックからフリーで放ったDFアレクサンダー・ショルツのヘディングシュートもわずかに枠を外れた。その後はリーグ戦の試合と同様に浦和がボールを持ちつつもC大阪のブロックを打開できない展開になった。

 それでも浦和はハーフタイム明けからサイド攻撃に対して人数のかけ方を増やすとついに打開に成功する。後半8分に左サイドを3人の連携で切り崩してDF明本考浩がマイナスのボールを戻すと、MF伊藤敦樹がシュート。これを清水が弾いたところに小泉が詰めて浦和が貴重なアウェーゴールでもある1-1の同点ゴールを決めた。

 このゴールで勢いに乗った浦和は敵陣でゲームを進める時間が長くなったが、最後のところでC大阪の守備ブロックが固さを見せて次のゴールは生まれず。初戦を1-1の引き分けで終え、第2戦は9月25日に浦和のホーム埼玉スタジアムで行われる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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