怪我の大迫、板倉、浅野が招集メンバー外 森保監督が今後の見通しに言及「本大会には治って選考対象になる状態」

森保一監督が負傷選手について言及【写真:高橋 学】
森保一監督が負傷選手について言及【写真:高橋 学】

アメリカ(23日)、エクアドル(27日)とのキリンチャレンジカップ2試合のメンバーを発表

 日本サッカー協会(JFA)は9月15日、ドイツ・デュッセルドルフで行われるアメリカ(23日)、エクアドル(27日)とのキリンチャレンジカップ2試合のメンバー30人を発表した。森保一監督は怪我により招集できなかったFW浅野拓磨(ボーフム)、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、DF板倉滉(ボルシアMG)について、「本大会には治って選考対象になる状態」と明かした。

 11月開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)に向け、森保一監督率いる日本は欧州に出向き、23日にアメリカ(FIFAランキング14位)、27日にエクアドル(同44位)と対戦。本大会前の貴重な強化の場となるが、主力メンバーだった浅野が右膝内側側副靭帯断裂、板倉が左膝内側靭帯の一部断裂により戦列を離れた。

 故障でJリーグを欠場しているセンターフォワードの大迫を含め、今回の招集が叶わなかった3名は、11月のW杯本大会のメンバー候補。コンディション面への懸念されるなか、森保監督は「怪我の状態、これからどう回復していくか分からない部分はあるが、見通しで言えば本大会には治って選考対象になる状態だと聞いている。彼らには、まず焦らずにしっかり治して、W杯直前の自分のチームの試合で良いパフォーマンスを見せてもらえるように期待したい」と、復帰を考慮していることを明かした。

 さらに「これまでも誰かが怪我で来られない、諸事情、アクシデントがあった時にチームとして誰とでも組んで戦い、誰が出ても勝つといい続けてきた。チームコンセプトとしてアメリカ戦、エクアドル戦でやるべきこと、カタールW杯でやるべきことをチームのためにやっていきたい。誰かがいない時にチーム力が落ちるのではなく、そこで機能する自信を持って戦っていけるように準備をして臨みたい」と意気込みを示した。

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