日本代表の11月強化マッチ、なぜ欧州国との対戦実現せず? 反町委員長が経緯報告「交渉はした」

森保ジャパン、カナダ代表との対戦が決定【写真:(C) JFA & Getty Images】
森保ジャパン、カナダ代表との対戦が決定【写真:(C) JFA & Getty Images】

カナダ代表と11月17日に国際親善試合、反町委員長が経緯に言及

 日本サッカー協会の反町康治技術委員長が9月8日、オンライン会見に応じた。カタール・ワールドカップ(W杯)開幕前の11月17日にアラブ首長国連邦(UAE)でカナダ代表(FIFAランキング43位)と国際親善試合を開催することが発表されたなか、その経緯に触れた。

 日本代表は今月、ドイツ(デュッセルドルフ)への欧州遠征でアメリカ(23日)、エクアドル(27日)との強化試合を実施。当初、この2試合がW杯本大会前、最後の強化マッチとなっていたが、36年ぶりのW杯出場となったカナダとのマッチメイクが発表された。

 この日、オンライン会見に応じた反町技術委員長は、カナダ戦の決定経緯に言及。「4月1日に(W杯組合わせ)ドローが終わってから、各国の関係者と交渉した、欧州とも交渉はした」と明かしつつも、「欧州は自国で準備する国が多い」ことから、中東入りしている国との対戦へ切り替えたという。

 その中で浮上してきたのがカナダだったといい、「非常に良い相手だということで、森保(一)監督も了承して合意した」と明かした。日本としては本大会のグループ初戦・ドイツ戦(11月23日)に向けて、貴重な強化の場。現時点で未定となっているキックオフ時間については「カナダともしっかり調整したなかで、発表される形となる」と述べた。

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