フットサル日本代表、ブラジル戦メンバー16名発表 通算1分16敗の“王国”と2試合実施

最大の目標は8年ぶりのアジアカップタイトルの奪還

 また今回は、帝京長岡高校出身で現在はFリーグで2位の浦安に所属するFP長坂拓海、FP石田健太郎の2選手、Fリーグで首位の名古屋で活躍するレフティのFP水谷颯真という過去に日本代表候補にも招集された選手たちが入った。さらに、U-19フットサル日本代表候補のGK井戸孔晟(YSCC横浜)とFP宮川泰生(名古屋オーシャンズ)という若手2人も初招集されている。

 日本は、これまでフットサルブラジル代表と17試合を戦い通算成績は1分16敗という結果になっている。直近の対戦は昨年のフットサルW杯リトアニア2021のラウンド16で、日本は先制するなど善戦したが、2-4のスコアで敗れて、初の8強入りを逃した。今回の対戦は、W杯時からの変化を見るのには、打ってつけの連戦となっている。

 現役時代にブラジルと対戦し、10点差以上を付けられるゲームも経験している木暮監督は、「最大の目標はアジアカップで8年ぶりにタイトルを奪還すること。そこに向けた準備として、最高の相手であるブラジル代表と国内で対戦できることをうれしく思っています」と語り、「しっかり2試合に勝って、アジアカップが行われるクウェートに向かいたい」と、ブラジル相手の初勝利を誓った。

 日本は9月15日に島根県の松江市総合体育館でブラジルとの初戦を行い、その3日後に愛知県のスカイホール豊田で2試合目を戦う。その後、アジアカップのメンバー発表を行い、19日に決選の地となるクウェートへ向かう予定となっている。

以下、国際親善試合に招集されたフットサル日本代表メンバー

GK
1 ピレス・イゴール(バルドラール浦安)
2 黒本ギレルメ(立川アスレティックFC)
16 井戸孔晟(Y.S.C.C.横浜)※

FIXO
5 オリヴェイラ・アルトゥール(名古屋オーシャンズ)
14 内村俊太(湘南ベルマーレ)
15 宮川泰生(名古屋オーシャンズ)※

ALA/FIXO
8 上村充哉(立川アスレティックFC)
4 石田健太郎(バルドラール浦安)

ALA
10 クレパウジ・ヴィニシウス(ペスカドーラ町田)
6 吉川智貴(名古屋オーシャンズ)
3 水谷颯真(名古屋オーシャンズ)
7 金澤 空(立川アスレティックFC)
12 原田 快(FCバルセロナB /スペイン)

▽ALA/PIVO
13 長坂拓海(バルドラール浦安)

▽PIVO
9 平田ネトアントニオマサノリ(名古屋オーシャンズ)
11 清水和也(フウガドールすみだ)

(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)



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