日本代表“折り紙デザイン”新ユニ、なぜ人気サッカー漫画とコラボ? 「より広く、深く」の取り組み――日本の象徴的文化と融合
アディダスが新ユニフォームのデザイン発表、コラボ理由についても説明
アディダスが8月29日に都内で記者会見を行い、日本代表が2022年11月開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)で着用するホーム&アウェー用ユニフォームを発表。男子4選手、なでしこジャパン(日本女子代表)3選手が新ユニフォームを着用した姿を公開した一方、人気サッカー漫画とコラボした理由も明かされている。
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新ユニフォームのコンセプトは「ORIGAMI」。2002年に日韓W杯決勝後、勝者を祝う約270万羽の折り鶴が日本の空に舞い上がったなか、この折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトにユニフォームを開発したという。日本代表のこれまでの軌跡と、「山折り、谷折り」を重ねることで進化する「ORIGAMI」を掛け合わせて、勝利と歓喜への祈りを込めた「日本を、歓喜で染めろ。」というメッセージも込められている。
先行公開プロモーションとして、人気サッカー漫画「GIANT KILLING」と「ブルーロック」と連動し、今回の公式発表に先駆けた「先行公開」という形でいち早くユニフォームのデザインを掲載して話題を呼んでいた。
日本代表のユニフォームと人気サッカー漫画は、なぜコラボしたのか?
そんな疑問に答えるようにアディダス側は「アディダスは、サッカー日本代表オフィシャルサプライヤーとして、本ユニフォームの発売やワールドカップをきっかけに、サッカーを日常的に楽しむ若い世代が増え、日本においてサッカーがより広く、深くカルチャーとして浸透していくことを目指しています。その取り組みの一環として、サッカーが持つ楽しさをより広く伝えていくことを目的に、日本を象徴する『漫画』や『ゲーム』、『ファッション』などといった幅広いカルチャーと連動した取り組みを展開いたします」と説明している。
また「GIANT KILLING」と「ブルーロック」との連動施策についても、「日本を代表するカルチャーである『漫画』との連動施策として、株式会社講談社が出版するサッカー漫画『GIANT KILLING』の作者・ツジトモ氏、『ブルーロック』の作者・ノ村優介氏の協力のもと、新ユニフォームを着用した漫画の人気キャラクターたちと実際の選手たちが一緒に『歓喜』を表現する、今までにないキービジュアルを開発しました」と付け加えてる。