敵地で行われる20日の第3節ボーンマス、冨安に多くの出場時間が与えられる可能性も

　負傷で戦線離脱していたイングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間8月13日のプレミアリーグ第2節レスター・シティ戦（4-2）に右サイドバックとして途中出場し、復帰を果たした。現地メディアでは、次節にも冨安がさらに多くの出場時間を与えられる可能性を示唆している。

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　昨シーズン途中からふくらはぎの度重なる負傷に悩まされていた冨安。プレシーズンもテストマッチの欠場が続いていたが、6日のU-21チームの試合でついに実戦復帰。そしてレスター戦では後半30分からDFベン・ホワイトとの交代で投入され、昨年5月16日のニューカッスル戦（0-2）以来にプレミアリーグのピッチに立った。

　英メディア「フットボール・ロンドン」は冨安が次節にも本格復帰を果たす可能性を以下のように伝えている。

「ホワイトはレスター戦で冨安と交代する前にどこか痛めているようにも見えた。負傷は確認されておらず、交代は事前に予定されていた可能性もあるが、長い負傷離脱のあった日本代表により長い出場時間を与えるには絶好の機会かもしれない」

　アーセナルは現地時間20日にプレミアリーグ第3節でボーンマスと敵地で対戦する。冨安はスタメン出場、あるいは途中出場でもレスター戦よりも長い時間プレーする可能性があるようだ。

　昨季は痛みを抱えながら試合に出場して怪我を再発させているだけに、ミケル・アルテタ監督も冨安の起用には慎重になっていると見られるが、16日のチーム練習にも問題なく参加している様子が「Football Daily」のツイッターで伝えられており、完全復活の着実に近づいていると言えそうだ。