森保J、カタールW杯「サプライズ候補4か国」にスペイン紙選出 「日本のサッカーは大きく進化、どことも戦える」
エクアドル、デンマーク、日本、モロッコを「サプライズを夢見るチーム」に選出
森保一監督率いる日本代表は11月のカタール・ワールドカップ(W杯)でスペイン、ドイツ、コスタリカと対戦する。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はカタールW杯で「サプライズを起こしそうチーム」として4か国をピックアップ。日本もその1つに選ばれており、「日本のサッカーは大きく進化しており、どことも戦える準備ができている」と評価している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
日本は11月23日のW杯初戦でドイツと激突。続く同27日にコスタリカと対戦し、12月1日の第3戦でスペインと相まみえる。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「2022年カタールW杯でサプライズを起こしそうチームはどこ?」と特集を組み、次のように大会を展望した。
「サッカーは、どのチームも勝てるスポーツになりつつあり、2022年のカタールW杯に参加するすべての代表チームが希望と楽観に満ちている。W杯の歴史を通じて優勝することができたのはごく一部のチームだけであり、これらの大国は4年ごとに立候補を繰り返している。歴史あるチームと新興チームのバランスが崩れている傾向を示しているが、次のW杯で活躍を目指す国もいくつか出てきている」
カタールW杯で「サプライズを夢見るチーム」として、エクアドル、デンマーク、日本、モロッコの4か国をピックアップした。
エクアドルはカタール、オランダ、セネガルと同組で「準々決勝進出を夢見る若いチーム」と指摘。フランス、オーストラリア、チュニジアと同組のデンマークについては「ロシアW杯で16強に進出し、前回の欧州選手権(EURO)では準決勝に進出するなど非常にいい結果を残している」と近年の飛躍に注目した。また、モロッコは「日本と同様、モロッコも若手が多く、シニアのレベルが上がっているいいチーム」と分析し、同組のカナダ、クロアチア、ベルギーと好勝負を繰り広げると見ている。
日本については「2018ロシア大会からの改善」と言及。そのうえで「日本代表は、2018年のロシアWで準々決勝まであと一歩に迫った。彼らはその壁を破りたいと考えている。ドイツ、スペインと同じグループになったことは大きな問題だが、日本のサッカーは大きく進化しており、どことも戦える準備ができている」とポテンシャルの高さを評価していた。