「勝負弱い」「厳しさなし」 本田がハリルジャパンの精神的脆弱性を一刀両断

日本のエースがたどり着いた「精神論」

「数値上はたぶん、すごくいい戦力だと思うんですよ、今の日本は。でもやっぱり試合に勝つのは数値で測れないものだったりするんですよね。そこが欠けているというのは間違いないと。それがやはりこの2年、3年、結果として表れているわけですよね。こういった相手に、戦い方どうこうももちろんあるんですけど、それを話す以前に根本的な気合みたいな、根性みたいな。危ないところで一歩足を出してつぶすとか、そんな負けず嫌いみたいなものが90分の中で大事な場面で求められるんで。そして、それが地味に足りないのかなと」

 本田がたどり着いたところは精神論だった。日本代表が初めてワールドカップへの扉を開いた1998年フランス大会の予選は、FW三浦知良こそブラジルやイタリアでのプレー経験を持っていたが、メンバー全員がJリーグでプレーする選手だった。20年後の現在は、昨季プレミアリーグ優勝メンバーのFW岡崎慎司(レスター)、ブンデスリーガ優勝経験を持つMF香川真司(ドルトムント)とMF長谷部誠(フランクフルト)と海外で実績を積んだ選手が多くいるが、チームとしては大一番で勝てない。

「こうやって大事な試合で、先制までして2失点してしまうっていうのは、数値では測れない、本当にもう少し、まさしく勝負強さっていうような、勝負に慣れているか、慣れてないか、厳しいことを経験してきたかどうかとか、本当にそんな積み重ねの集合体だと思う」

 ミランでは完全なベンチ要員だが、その悔しさを晴らすような先制のヘディングシュートを決めた本田は「今日は力不足です。UAEを褒めたいと思います」と上から目線で結んだ。

 

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