W杯最終予選UAE戦の日本代表スタメン発表! リオ五輪代表の大島が初出場&初先発へ

長谷部は史上6人目のA代表100試合出場

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)への最終関門の幕開けとなる、1日のアジア最終予選UAE戦の日本代表スタメンが発表された。バヒド・ハリルホジッチ監督は、リオデジャネイロ五輪に出場し、これがA代表デビュー戦となる大島僚太(川崎)を抜擢した。

 ハリル監督は「最終予選ではリスクを取れない」とメンバー発表時に語り、実績のある選手たちで戦うことを示唆していた。その言葉通り、前線の構成は岡崎を最前線に置き、2列目は右から本田圭佑(ACミラン)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(セビージャ)が入ると見られる。しかし、ボランチでは前日練習を回避した柏木陽介(浦和)はスタメンに入らず、この試合が日本代表史上6人目となる100試合出場の節目となるキャプテン長谷部誠(フランクフルト)のパートナーは、リオデジャネイロ五輪にも出場した大島を大抜擢した。W杯最終予選初戦でのA代表初出場・初先発は初のケースとなる。

 メンバー発表後から長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、昌子源(鹿島)が負傷離脱するアクシデントが続いた最終ラインは、酒井宏樹(マルセイユ)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井高徳(ハンブルガー)が並んだ。最後方には、この日の会場である埼玉スタジアムを普段のホームとする西川周作(浦和)が構える。

 UAEとの対戦は、ハビエル・アギーレ前監督が率いた昨年1月のアジアカップ準々決勝で、1-1からのPK戦で敗れて以来となる。

 初出場の1998年フランス大会から2014年ブラジル大会まで、現在5大会連続でワールドカップへの切符を勝ち取っている日本だが、“ドーハの悲劇”で有名な94年アメリカ大会に向けた予選など、過去に出場を逃した大会では全て最終予選の初戦で勝利を逃している。ホームでスタートするアドバンテージを生かし、絶対条件となる勝利をつかみ取りたい。

 日本代表のスタメンは以下の通り。

GK 

西川周作(浦和)

DF

酒井宏樹(マルセイユ)

森重真人(FC東京)

吉田麻也(サウサンプトン)

酒井高徳(ハンブルガーSV)

MF

大島僚太(川崎)

長谷部誠(フランクフルト)

本田圭佑(ACミラン)

香川真司(ドルトムント)

清武弘嗣(セビージャ)

FW

岡崎慎司(レスター)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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