路頭に迷う“問題児”バロテッリ 「レンタル料ゼロ」でナポリ移籍を画策も玉砕

移籍市場閉幕が近づくなかで代理人が動くも一蹴される

 リバプールで戦力外通告を受けているイタリア代表FWマリオ・バロテッリは、移籍市場閉幕直前にナポリ移籍を画策し、玉砕していたことが明らかになった。イタリア国営放送「RAI」などが報じている。

 バロテッリは2シーズン前にリパプールでリーグ戦1得点、期限付き移籍で復帰したACミランでも昨季リーグ戦1得点という惨憺たる成績で、所属元のリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督からは戦力外を通告されていた。

 これまでピッチ内外で、数々の問題を起こしてきたトラブルメーカーの代理人ミノ・ライオラ氏はトルコ王者ベジクタシュなどに売り込みをかけていたが、監督から加入を断固拒否され去就が不透明な状況に陥っていた。そしてライオラ氏は、ここに来てセリエA昨季2位のナポリにレンタル料ゼロの期限付き移籍で売り込みをかけたが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はあっさり却下した。

 ユベントスにアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを、イタリア国内移籍で史上最高額となる9000万ユーロ(約105億円)で放出したナポリだが、27日に行われたリーグ第2節のACミラン戦(4-2)ではポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが2得点を挙げるなど大活躍。結果を出せないトラブルメーカーなど必要ないといった様子だ。

 

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