前半から激しい攻防、ドリブル突破の阻止をきっかけ会場騒然

　新シーズンに向けたサッカー・チャンピオンズ・ツアーの一環として、日本時間7月24日にアメリカ・ラスベガスのアレジアント・スタジアムでスペイン1部FCバルセロナとレアル・マドリードの“エル・クラシコ”が開催。前半から激しい攻防が繰り広げられ、ドリブル突破の阻止をきっかけに乱闘寸前の騒動が勃発した。

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　バルセロナは今夏、バイエルン・ミュンヘンから加入した注目の新戦力、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが先発。すると前半27分、ブラジル代表FWハフィーニャの鮮やかな一撃でバルセロナが先制する。

　レアルも反撃を試みるなか、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがドリブル突破を披露。敵陣中央でのスピードあふれる仕掛けから1人、2人と交わしてゴールに迫るなか、スペイン代表DFジョルディ・アルバが足を引っかけるタックルで突破を阻止し、主審はイエロカードを提示した。

　その直後、両軍の選手たちが集まってヒートアップ。手を伸ばして突き飛ばし、怒りを露わにする選手も散見され、感情を爆発させる選手となだめる選手たちが入り乱れて一触即発の雰囲気に会場は騒然とした空気に包まれていた。